腎不全の治療法

末期腎不全の治療法として、透析療法と腎移植の2つを挙げることができます。なお、透析療法として、血液透析と網膜透析の2つを挙げることができます。腎不全の治療が必要となった場合には、これら3つの療法(血液透析・網膜透析・腎移植)のいずれかによって治療を行うことになります。 以下では、この3つの療法について詳しく説明しています。

血液透析

血液透析は、機械を用いて体内に溜まっている水分や尿毒素などを取り除く治療法です。この血液透析は、現在日本国内で最も普及している透析療法です。血液透析では、体内の血液を一度体外へと排出し、不要な老廃物や水分を取り除くために専用の透析器を用います。専用の透析器を用いて浄化された血液は、再び体内へ戻されることになります。なお、浄化される血液量は、1分間におよそ200ccと言われています。

腹膜透析

腹膜透析は、腹部(腹腔)に透析液を注入し、その透析液に血液中の毒素や余分な水分を移すことで症状を軽減させる方法です。一般的には一日に4回ほど透析液の交換が行われます。この腹膜透析は、体内の腹膜を利用して24時間連続して透析を行うことになるため、血液透析と比較し、より生体腎に近い治療法とされています。
なお、この腹膜透析には、方法によってCAPDという方法と、APDという方法とに分類することができます。CAPDとは、一日数回、自身で透析液を交換する方法を指し、APDとは、夜間の就寝中に、自動的に透析液が交換される機械を用いた方法を指します。

腎移植

透析によらない療法として挙げることができるのが、腎移植です。腎移植とは、末期の腎不全によって腎臓の機能が著しく低下し、正常な機能を期待することができなくなった際に、他者の腎臓を移植することで、再び正常な腎臓の機能を果たさせるというものです。
なお、腎移植は、どのような腎臓であっても必ずしも可能であるというものではありません。自身の身体に適合した腎臓が見つかるまで、移植を待つ必要があります。腎移植が成功すると、正常な腎機能が戻るため、生活の負担は大幅に減少することになります。
一般的に腎移植は、肉親から腎臓の提供を受ける場合には“生体腎移植”と呼ばれ、亡くなった方から腎臓の提供を受ける場合には“献腎移植”と呼ばれます。

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