腎不全に至る流れについて

腎臓の働きとして、腎臓に流れた血液をろ過する働きを挙げることができます。腎臓では糸球体と呼ばれる細胞によって、体内の血液がろ過されます。しかし、様々な要因から糸球体が損傷すると、糸球体は次第に硬化し、腎臓の機能を低下させることになります。それにより、腎臓が本来有する“血液をろ過する機能”が果たされなくなります。なお、糸球体は一度その機能を失えば、回復することはありません。

一般的に、一つの腎臓には糸球体が約100万個あるとされています。なお、これら糸球体は、必ずしも損傷した数に比例して、肝臓の機能を低下させるというものではありません。一定数の糸球体が損傷しても、残りの糸球体が損傷分を補うことで正常な機能を果たすことになるため、腎臓の機能が本来の50%程度になるまでは、目立った症状が現れないというのが一般的です。
もっとも、一定数の糸球体が損傷することで残りの糸球体にかかる負担が増大するため、残りの糸球体が損傷する速度が早くなります。これにより、慢性腎不全へと至ることになります。そのため、腎不全への進行を可能な限り抑えるためには、腎臓内の糸球体にかかる負担を減少させる必要があります。その方法として挙げることができるのが、食事療法です。糸球体はタンパク質や塩分を摂取した際に負担がかかるため、これらを控えた食事を行うことが、腎不全への進行を抑える方法となります。また、薬の投与による治療も選択肢として挙げることができます。

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