糖尿病の治療法および対策

糖尿病を治療するためには、食事療法や運動療法、薬物療法などが効果的です。この3つの療法を組み合わせることにより、効果の高い治療や予防を行なうことができます。
特に食事は、血液中のブドウ糖濃度に直接影響を与えることになるため、食事療法が糖尿病の治療と予防に大きな効果を発揮することになります。なお、食事療法においては、治療用の特別な献立があるのではなく、栄養の過剰摂取を避け、主食・主菜・副菜のバランスのとれた食事を摂取することで行なうというのが一般的となっています。

主食

ご飯やパンなどの糖質類を多く含む穀物類

主菜

肉や魚などのタンパク質・脂質を多く含む食材を用いたおかず(献立の中心)

副菜

野菜や海藻、きのこ類など食材を用いたおかず

このような食事に加え、カルシウムを多く含む牛乳や乳製品、さらにはビタミンを多く含む果物を組み合わせることにより、効果的な食事療法が可能となります。

理想の食材としては、エネルギー量が少なく、それでいてビタミンやミネラル、または食物繊維が豊富な食材などを挙げることができます。
食物繊維には糖の吸収を遅らせる効果があるため、摂取によって血糖の上昇を緩やかにすることができます。また、食物繊維には体内のコレステロールを減少させ、脂肪の吸収を抑える効果があります。そのため、食物繊維が豊富である野菜や海藻、豆類や芋類は効果的な食材となっています。

これに対して、お菓子のような糖分を多く含む食材は、血糖の上昇を著しいものとするため、摂取を控えることが望ましいといえます。糖分の多い食材やアルコール類は体内の中性脂肪を増やすため、高脂血症や動脈硬化などの合併症を引き起こすことになります。

なお、同じ量の食事でも、『1食に集中して摂取する場合』と、『3食に分けて摂取する場合』とでは、血糖の上昇の度合いが異なります。3食に分けて均等に摂取する場合の方が血糖の上昇の度合いを抑えることができるため、より効果的な食事療法となっています。
食事療法の効果を一層高いものとする方法として、1口につき20回以上噛んで食する方法などがあります。これにより、いわゆる“早食い”を未然に防ぎ、さらには満腹中枢を活用することで食事の摂取量を減らすことができます。

ページトップ

Copyright © PLAN-B ALL Rights Reserved.