うつ病の症状

うつ病の症状は様々で、日常生活にほとんど支障をきたさないような軽い症状から、自殺を企図するような重い症状まで、幅広く見られます。
症状はそれぞれ『精神症状』と『身体的症状』および『その他の症状』とに分類することができます。

『精神的症状』

憂鬱、無気力、不安、緊張、怒り、幻聴などを挙げることができます。軽度の意識朦朧状態となり、口数が減少することもあります。また、集中力や気力、意欲がなくなり、さらには記憶力の低下、運動神経の低下を引き起こすことがあります。これに連なり、自尊心の低下が引き起こされ、学校や会社を休みがちになる場合もあります。
うつ病の症状の一つとして挙げられる『抑うつ気分』は、空虚感や悲しさに見舞われる症状を指します。これにより、激しい気分の落ち込みや、どのようなことをしても気分が晴れない状態になります。また、うつ病が発症する前は楽しむことができた趣味や娯楽を楽しむことができなくなり、喜や楽といった感覚がマヒする状態となります。他にも、『自身に価値が見い出せなくなる“無価値観”』や『罪悪感』、『自殺念慮』などの精神状態にも陥ることがあります。この結果、自殺に至る場合もあります。

『身体的症状』

頭痛や動悸、めまい、吐き気、不眠症などを挙げることができます。また、わずかな行動・活動で多くの疲労感を感じることもあり、これによって日常生活に支障をきたすこともあります。なお、うつ病を患っている人の約80%に不眠の傾向がみられ、約10%に過眠の傾向が見られます。
消化器系の疾患としては、急性胃炎や慢性胃炎、胃潰瘍などが見られます。また、摂食障害によって食欲不振や過食症となる場合もあります。これによって体重の著しい増減が見られることになります。
このような症状がうつ病の特徴となっていることから、うつ病の問診項目には睡眠状態と食欲状態を確認する項目が設けられています。
また、上記以外の身体的症状として、腰痛などの各部位の痛みが、全身で見られる場合があります。

『その他の症状(問題)』

うつ病によって人付き合いを避けるようになり、これが原因となって対人関係が悪化し、その悪化によるストレスから病状を悪化させるといった問題を挙げることができます。

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